はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

下町のモンドリアン


モンドリアンというオランダの画家が描いた水平と垂直のラインで構成された抽象絵画「コンポジション」シリーズを、だれでも一度は目にしたことがあるだろう。なんとそのモンドリアンの巨大壁画が秋葉原駅浅草橋駅の間の鉄道高架下にある。と言ってもいいくらい見事な補修跡。何度見てもため息が出る。かつてここにあった高架下建築の間取りがそのまま転写されたのだろうか。これが無意識の産物だとすると、アートっていったいなんなんだ。それと、アーチ側面の有機的な隆起はいったいなんなんだ。とてもコンクリート構造物には見えないテクスチャーなのだが。