はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

ノイズリダクション

吊橋の内部景観。 このような長大橋梁を渡るとき、僕は運転しながらも、ついつい周りの風景を眺めてしまう。いつもワクワクして、いい気分になり、感激する。

ところが、その内部景観を写真に撮ってみても、そのドキドキ感は伝わらない。思いのほか、いろんなものがごちゃごちゃしていることに気付く。

おそらく、人間の脳にはノイズリダクション機能があるのだろう。遠くの風景で興奮しているときには、近くにあって一瞬で通り過ぎるハンガーロープや照明柱などの鉛直ラインは、あまり意識されない。

ただ、無意識ではノイズに感じているかもしれない。そこらへんをうまく整理して、デザインに反映していきたいね。


ところで、これはすごい。知らなかった。 ロゴが消えたサンパウロの街

文字が発するノイズって、ものすごいからねぇ。だからと言って、このやり方が良いのか悪いのか、そこらへんはよくわからない。ともかく、封建的に見えてならない。市場主義的風景にどっぷり浸かっているせいなのだろうか。このエントリの最後にある動画(リンク)はすてき。感激した。