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はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

景観特区


近年、この時期になると個人の住宅をイルミネーションで飾り立てることが流行っている。つい先日、それらが群生している地区を、友人に連れられてじっくり散策してきた。これはすごい!という高レベル(?)の住宅も稀にあったが、ほとんどはどこか間が抜けているというか、中途半端なものだった。

個人住宅を飾り立てることは、その人の趣味の範疇といわれればそうかもしれないが、少なくとも、街並みの景観を形成する大きな要素になるため、ただの自己満足では済まされないということだけは意識してもらいたいと思った。まぁ、今のところはクリスマスシーズン限定のものなので、そんな目くじら立てるものでもないと思うけど。

都市部では日常的に電飾が施されているものがある。景観の敵として嫌われている広告看板の類だ。こちらも、中途半端なものは景観阻害要因になることは十分理解できる。でも、たとえば道頓堀や秋葉原などの繁華街の電飾には、独特の調和が生まれているように思う。周辺一体が、「目立つ」という目的に向かって徹底しているからだろう。

個人的には、道頓堀や秋葉原を景観特区に指定したい。クリスマスに限定せず、日常的に浮かれてもいい街として、どんどん目立つことをやって構わない場所に認定したい。大事なことは、とことん追求する姿勢にあるのだ。