はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

システムの眺め


延々と連なる送電鉄塔たち。絶え間なく、電力をせっせと安定して供給している。彼方には工業団地や新興住宅地があるが、その足元でもどんどん宅地開発が進んでいる。

都市整備に節操の無さを感じてみたり、かつての田園風景を思い浮かべてみたり、格子状に展開する電力ネットワークの必要性を考えてみたり。インフラのシステムを部分的に眺めてみても、そう簡単には腑に落ちないんだけど、これも典型的な日本の風景なんだよね。