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はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

良い景観


先日、朝日を受けて赤く染まる富士山を見た。当然のごとく、その荘厳な景観に感激した。
おそらく、日本人の誰もが富士山を中心とする景観は「良い」と感じるだろう。もっと広げて言えば、人間の手があまり入っていない自然の景観は「良い」と決めつけて良いのかもしれない。
しかし、土木や産業などの人工物がつくり出す風景はどうだろう。なんとなく、一般的にはあまり好まれない傾向があるような気がする。自分も含めた一部の人々だけが偏愛しているような気になるときもある。
景観がらみの仕事をしていると、無意識的に「良い景観」なんて言葉を安易に使ってしまうことがあるのだが、本当に「良い」と言える人工物の景観っていったいどんなものなんだろう。
言葉はもっと注意深く使っていかねばね。