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はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

直下からの視線

橋梁 認識


昨日は「ジャンクションツアー臨海編」に参加してきた。前回の「新春ジャンクション見物ツアー」では都市内の高密度なジャンクションを見たのに対して、今回は湾岸エリアの比較的伸びやかなジャンクションを見て回った。最初は辰巳JCT、湾岸線を外側から眺めて歩いて、現在施工中の有明東JCTを見物。少し強くなってきた雨を避けるために、ゆりかもめに乗ってお台場まで移動して、有明JCTを見物。水上バスで日の出桟橋まで移動して浜崎橋JCTで見学終了。もう、おなかいっぱい。打ち上げもたいへん盛り上がり、ジャンクション漬けの楽しい一日だった。
30名ほどの参加者、通称「ジャンキー」の皆さんもバリエーション豊か。自作のピンホールカメラを駆使して味わいのある写真を撮っていた男性、フルマニュアルのアナログカメラを優雅に使っていた女性たち、見物対象のジャンクションの設計に関わっていた女性、世界一わかりづらい趣味の国道マニアの男性などなど。それに、あのMr.ETCまで参加されていた。かわいい(?)ETCグッズをいただき、ありがとうございました。
そんな中、唐突にジャンクションの下で寝そべってしまった方がいた。どうした?異常行動か?と思ったのだが、ついつい僕もマネをしてみた。すると、どうだろう。なんとも素晴らしい眺めが現れた。これまでダイナミックな立体感を味わっていたジャンクションが、突然平面的な眺めになったのだ。
僕もかつて、橋の設計に関わらせてもらったことがあったが、実物であってもCGであっても図面であっても、桁を裏側から正対して見たことなどなかった。それが、こんなに豊かな表情をしているなんて。これまで見てきたものが全く別のものに見えてくる。認識が切り替わる瞬間って、すごく楽しい。今回も、視点が拡がるいい経験をさせてもらった。