はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

地味な水門


先月は東京にある陸閘のことに触れたが、自分が住んでいる地域にもあった。これまで何度も通った場所なのに、ぜんぜん気づかなかった。先日の工場クルーズのときに、同行者が目敏く発見してくださった。
この陸閘は、鉄道高架橋と樹林帯に挟まれた場所に、ひっそりとたたずんでいた。東京の陸閘と比べて、ずいぶん地味な色だね。そして、レール部分は鉄板で覆われている。日常使いへの配慮なんだろう。非常時にはたいへんな手間がかかるだろうけど。
非常時インフラってのは意識にのぼりにくいだけに、そのシステムの一端を垣間見ることはとても楽しい。