はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

巨人クレーン


ガソリンスタンド建築の松村さんから、とてもおいしい情報をいただいた。それは、千葉港の造船所にある巨大なクレーンについて。
そもそも、こいつの名前がすごい。「ゴライアス・クレーン」と言うのだそうな。ストレートでかっこいい。その能力は、なんと、1000トン。こんなにでかいなりをして、ドックの上空を自由自在に動き回り、タンカーのような大型船舶を効率的に組み上げていく。
いただいた資料から、かなりの部分が橋梁設計と共通していることがわかった。構造とか、解析手法とか、専門用語とか。僕がクレーンに心惹かれるのは、根底で橋とつながっていることが判明したわけだ。これで、心置きなくクレーンを愛することができる。橋と同様に。