はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

喰われるトラス


過日、外輪太郎さんにご案内いただいた水路行でのひとつのハイライトがこのトラス。やけに鈍重なポニートラスの道路橋が、上空に架かる鉄道橋の桁に喰われ踏みつけられている。その様子は極めて生々しく、まるで虐待を受けているかのような光景。なんかもう、なんて説明すればいいんだろう。こうしたアクロバティックな構造には面白さが宿っていると思うんだけど、もっと冴えがあって納得がいく解決策にしないと、それが生きてこないよね。