読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

渡航初日


オランダへの渡航は、お約束通り、トラブルから始まった。
見送りに来てくれた友人の車で成田空港に到着し、意気揚々と搭乗券を取りにチェックインカウンターへ向かった。前日にネットでチェックインを済ませていたので、行列に並ぶことなくカウンターにたどり着いた。ここまでは期待感やら優越感やらに満ちていたんだけど、荷物を預けた時からそれが一気に緊張感へと変わった。
搭乗する便が30分ほど遅れているため、乗り継ぎ地であるヒースロー空港から出発する便に間に合わないとの旨が係員から告げられたのだ。えっ?となっていると、追い討ちをかけるようにその後の便も満席で、一番早い便で5時間後になるという。
これは困った。本日の最終目的地に設定していたのは、オランダのスキポール空港から電車で約90分のアイントホーフェンという街だ。しかし、到底たどり着けない。この事態を受け入れざるを得ない。
悩んでいても仕方ないので、まずはホテルの確保から。スキポール空港への到着がかなり遅くなるので、そのまま空港直結のホテルで泊まることにした。成田空港のカフェでノートパソコンを立ち上げ、無線LANに接続し、ホテル予約のサイトにたどり着き、無事に予約完了。次に、アイントホーフェンで迎えてくれる予定だったフランス人の友人に、たどたどしい英文で状況をメールした。最後に、予約していたアイントホーフェンのホテルにキャンセルのメール。旅慣れた友人たちがいろいろアドバイスをしてくれたので、なんとかギリギリ間に合った。
出国まではかなりドタバタしたけど、飛行機に乗ってしまうといきなり12時間ほどヒマになる。そして、ヒースローでも5時間ほどヒマに。そんなわけで、だらだらとメモをとってみた次第。ともかく家を出てからおよそ24時間でベッドに到達できたが、へろへろに疲れた。今夜はもう寝よう。まだ当初の目的地に着いていないことだし。
その前に、気になったことをいくつか。シベリアの河はぐねぐね。オランダの地形はスーパーフラット。ロンドンの夜景はナトリウムランプのオレンジ一色。ロンドンとアムステルダムは思ったよりも近所。スキポール空港のサインはかなり見やすい。いろいろ自由すぎるホテルにて、のっけからダッチデザインの洗礼をたっぷり受けた。