はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

倒錯


ヨーロッパの観光地化された古い街並みを歩いていると、ふとディズニーランドとかのテーマパークに来ているような感覚に陥り、すべてが張りぼてに見える瞬間があるな。そこにはリアルな生活があるはずなのに。
自分の目が鍛えられていないことの証なんだろうかね。もしくは、胡散臭さを感じさせる秘密の要素が隠されているのかもしれないね。絶対権力者の弾圧による統制とか、押しつけがましいホスピタリティーとか、脳天気な歴史原理主義とか。