はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

愛の南京錠


セーヌ川に架かる橋の高欄に、大量の南京錠がかけられていた。なんだこれは。おどろきとともにTwitterでつぶやいたら、即座にその理由を教えていただいた。
高欄に南京錠をかけて、その鍵を川に投げ込んで、永遠の愛を誓う。もともとイタリアで始まって、小説に出てきて、映画化されて、大ブレイクしたのだそうな。こちらの記事(cafeglobe:大量の南京錠が橋を襲う!?歴史ある建造物に恋人たちが殺到)に詳しく書かれているよ。街灯がとんでもない状態になっている。これは見に行きたいね。
周りがどうなろうとも自分たちの愛を貫くという自己中心的な姿勢は、いかにも純粋な恋だね。僕もずいぶん前にそんなことがあったような、なかったような。いやいや、この鍵に込められたすべての愛が永遠に続いているのであれば、文句は言わないよ。