はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

写真写りが良くない橋


ブリュッセル郊外の遊歩道にひっそりとたたずむ、ローラン・ネイが設計したStokkel歩道橋。構造力学に対する純度を保ちながらも、とても彫刻的なトラス橋である。緊張感のある美しさを感じて、一目見ただけで気に入ってしまった。
この手の透過性が高く軽量感がある構造物ってのは、奥ゆかしいだけに実に写真になりにくい。写真にならないんだけど、すごくいい。つまり、実物を見に来るしかないということ。僕も実際に見るまで疑ってたよ。
この橋がかっこよく撮れるように、写真の腕前を上げないとなあ。どうすればいいんだろう。