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はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

オープンピットマイニング


先日、橋の調査に行くためにグーグルマップの航空写真を見ていたら、ケルンの西側に白っぽい奇妙な地形がいくつかあることに気がついた。むむっこれはもしやと思い、ぐぐっと寄ってみると、虫のような黒い点がいくつも見える。おおっこれはもしやと思い、さらにぐぐっと寄ってみると、もう間違いない、やつだ。自走式巨大重機としては世界最大と言われている「バケットホイールエクスカベータ」だ。こんなところにいたのか。我が家から90分程度で行ける場所じゃないか。画像検索や動画検索をしていくうちにどんどん興奮して寝られなくなってしまい、さらに翌朝には顔を洗っているときに鼻血がどばっと出た。こうしちゃいられないと、取るものもとりあえずともかく現場に急行した。あ、それは言い過ぎ。体調と天候が回復するまで数日間待機した。
そんなわけで昨日、満を持してRWEというドイツの電力会社が開発している露天掘り褐炭採掘場を見に行ってきた。いやもう、ドイツ人はとんでもないことしでかしている。この世のものとは思えない風景がどこまでも続いている。これが全て人工の地形なんだもの、すさまじいよね。海を干して陸地を創造したオランダ人もすごいけど、地面を掘りまくってマイナスの地形を創造するドイツ人もまたすごい。穴の底を縦横に走るベルトコンベアの先は、すぐ隣の石炭火力発電所に直接つながっている。掘ったそばから燃やして電力を得るわけだ。文字通り、地産地消ってやつだね(ちがう)。
こんな風景を見てしまったら、どうしても穴の底に侵入してバケットホイールエクスカベータを見上げてみたくなる。そんな方はRWEの現場見学会(ドイツ語の案内ページ)に参加するといいと思う。どうやら予約なしでも指定の場所に行けば、バスで現場に連れて行ってくれるイベントがあるらしい。近いところでは5月15日(日)と6月19日(日)なので、これに合わせてツアーのスケジュールを組むといいんじゃないかな。なお、見学会の内容や行程などを確認しようと現地のインフォメーションセンターに立ち寄ってみたのだけど、対応してくれたドイツ人はほとんど英語が通じなかったので、なんの情報も得られなかった。ということで、詳細は各自で確認してくださいね。


【追記】
本気でツアーを検討されはじめた方がいらっしゃるようですので、僕の方でツアーコンディショニングサポートをさせていただくかもしれません。以下、スケジュール例です。ご希望を伺いながら調整していきたいと思います。
===テクノツーリズム in オランダ、ドイツ、ベルギー===
1日目:日本発、オランダ・スキポール泊、2日目:移動、アイントホーフェン泊、3日目:移動、メインイベントのドイツ・露天掘り炭鉱見学会、その後展望台などから露天掘り炭鉱の鑑賞、ケルン泊、4日目:移動、ベルギー・リエージュのカラトラバの駅舎見学、アントワープ泊、5日目:アントワープ港クルーズ、石油化学工場など鑑賞、アントワープ泊、6日目:アントワープ市内観光、移動(タリス)、スキポール発、7日目:日本着
なお、航空券の手配、ホテルの予約など、全てのことをご自分で行うことが前提です。移動手段は人数によって変わりますので、後日検討します。