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はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

あやとり的輻輳感


アムステルダム中央駅の近くにある音楽ホールMuziekgebouw aan 't IJのアプローチには、面白い橋が架かっている。いくつものケーブルがあやとりのように輻輳している上に、支柱や定着部の形状は連続的に変化していて、独特のリズム感を生み出している。細かいところまで丁寧につくられている点は好感が持てるが、個人的には少々うるさい感じがする。なんというか、饒舌というか。いろんなところで感じるこのむずむずした感触の要因には、コンピュータによる構造解析の技術が格段に向上したこともあるんじゃないかな。いくら複雑な形でも解析できてしまうので、ついついやりすぎちゃったんじゃないかと勘ぐっているのだが。