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はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

かっこいい技術


マインツの北隣、ヴィースバーデンに架かるスパン約100mのアーチ橋。1967年当時の最新技術である軽量コンクリートを用いたPC構造および両側からの張り出し工法による架設といった点で、技術的にも価値があるらしいのだけど、見た目も非常に素敵。
地覆のラインとアーチのラインのコンビネーションが絶妙で、華麗に研ぎ澄まされた緊張感がある。桁の端部の踊り場がキャンチレバーになっていて、これまたかっこいいんだけど、これはアーチへの荷重を軽減しているのかな。こうした技術的な価値と外観の質が比例して高いものは、見るだけでうれしい気持ちになるね。人類の英知を賞賛したくなる。
ところで、欧州の構造物の名称ってなんだか適当につけている気がする。この素敵なアーチ橋についても「Dyckerhoff Brucke」とか「Schiersteiner Steg」とか複数の表記があって、どれが正式名なのかわからない。名前には無頓着なのかなあ。調べるのに難儀するので、はっきりしてほしいなあ。