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はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

私的ドボク大賞2011


本年は怒濤の勢いで欧州ドボク紀行を敢行した。20年分くらいのサーベイを一気にやったような、とんでもなくドボク密度の高い1年だったな。その中でもとりわけ印象深いものはなんだっただろうかと考えてみると、まああれこれ思い出すのだけども、やはりミヨー橋(美しい橋セクシーな脚世界一高い橋ができるまで)かな。技術とカタチの結びつきという観点で、スケール、構造、造形、施工、ディテール、どこを取っても突出した完成度を感じた。この橋を見ていると、ついつい技術を突き詰めると自動的にエレガンスになるという幻想を抱きたくなるね。現実は、エンジニアたち(あるいは一般市民)の美意識が極めて高いからこそ生まれたカタチなのだろうな。ここらへんは日本はまだまだ後進国なんだねえと痛感させられる1年だったなあ。
参考までに過去の私的ドボク大賞は「私的ドボク大賞2009」と「私的ドボク大賞2010」。
そんなわけで、本年も多くの方々にこのブログをご覧くださり、誠にありがとうございました。来年もますます役に立たない情報を発信していきたいと思っておりますので、どうぞ期待せずに生暖かく見守っていてくださるとありがたいです。それでは、良いお年を。