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はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

ローマ教皇のあけおめ


昨年のクリスマスはカトリックの総本山・バチカン市国のサンピエトロ広場で、ローマ教皇ベネディクト16世のお言葉をいただいた。とは言え、大変申し訳ないことに、こちらはまったく信仰心がない上に、ほぼイタリア語のスピーチはさっぱり意味がわからなかったけどね。
教皇はスピーチの最後に、世界各国の言語で祝福を述べてくださった。欧州からスタートしてだんだん東の方角に進んでいく。サンピエトロ広場には世界中の人が詰めかけていたようで、それぞれの母国語が話される度に大歓声があちこちであがった。そしてついに日本の番、教皇は「クリスマスと新年おめでとうございます」とやさしくおっしゃった。ありがたやありがたや、どうもありがとうございます。
スピーチは12時ちょうどにスタートし、概ね30分間続いた。教皇が退席されるほんの少し前に、大群衆をかき分けて最寄りの地下鉄駅まで急いで移動した。なにしろ地下鉄が13時に運休してしまうというのだ。なんなんだ、そのスケジュール。クリスマスだからと言って、公共交通機関をすべてストップさせてしまうのはいかがなものか。サンピエトロ広場でまったりしていた数千人のみなさんはどうやって帰ったのだろうか。
そんなわけで、みなさま本年もどうぞよろしくお願いします。