はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

つづら折り


こんなつづら折りのスロープってどうよ、って話を書こうとしたんだけど、「つづら折り」の「つづら」って、「舌切りすずめ」に出てきたカゴのことなんじゃないのかとふと思い、どこがジグザグに上り下りするの要素なんだとすっかり言葉のゲシュタルト崩壊が起きてしまった。
そんな時はウィキペディアだよね。こういうことなんだそうな。

「つづら折り」の語源は諸説が有り、
 葛籠の元々の原料であるツヅラフジのつるが複雑に曲がりくねっていることにたとえたもの
 熊野古道の一つであるツヅラト峠越えの古道に折り返しのカーブが多かったことから
 鼓の皮を止める糸が鋭角な切り返しで右左となっている様子に似ていることから
などがある。

そう言われても、なんだか素直に納得できない。なんとかこのスロープで説明してほしい。