はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

ロンドンのピアノ


まだロンドンオリンピックが開かれていた頃、三菱地所のTVCMが目に入るとそこにロンドンの街並みが映し出されていたので、「ああ懐かしいね」なんて知ったかぶり優越感をえらそうに振りまいてみた。これだから、にわか海外かぶれはイヤになるよね。
それはさておき、出演している桜庭ななみがバッキンガム宮殿よりも先に見に行った場所は、ぶっ飛んだ色彩で構成されているセントラル・セント・ジャイルズという街区。僕は昨年予備知識もなくたまたま通りがかって度肝を抜かれたのだけど、詳細を調べるのをうっかり忘れていた。
そうか、これって日本のデベロッパーによるものなのか、それにしちゃ斬新すぎる色使いだな、市民から文句とかでてないのだろうか、なんてことをときどきCMが流れる度に思っていた。そんでもって先ほどネットで検索してみたら、これってレンゾ・ピアノの手によるものだったのね。なんとなくいろいろ腑に落ちた。というわけで、早速これからフェイスブックのデータベースを更新しよう。
Renzo Piano (Renzo Piano Building Workshop), Italy, 1937-