はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

赤ラインのダム


札幌の治水と利水の要である豊平峡(ほうへいきょう)ダム。今回の札幌出張に合わせて、強引にスケジュールに放り込んだところ、すでに様々な弊害を引き起こしつつある。やばいなーと思いつつも、現実逃避のためにとりあえずブログをしたためることにした。
このダムは立地もいいし、視点場もそこそこあるし、高さ100mを越えるコンクリートアーチの堤体はそもそも素敵だし、電気バスに乗り換えてのアプローチというアトラクションもあるし、観光放流もしてくれているし、見どころ満載である。個人的には、赤いキャットウォークに萌える。日本人離れした色彩感覚だね。
今年はすでに「ダムカード」が足りなくなる勢いだそうな。このままだと増刷が間に合わず、9月中に枯渇する見込みとのこと。せっかく来たのにもらえないなんて事態は、ファン獲得の機会損失も甚だしいと思うのだけど、当事者側はそれほど深刻に受け止めていない様子。ううむ、ドボクエンタテイメントの道のりは、まだまだ長いようだなあ。