はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

セメントツアー


山口の宇部・美祢・山陽小野田エリアで開催されている産業観光バスツアー「大人の社会派ツアー:第1章 セメントの道」に参加した。このツアーは僕らが千葉を舞台に企画したモニターツアー読売新聞の記事)と同時期に開始されたものだと記憶しているが、しっかり根付いて継続されている。いつか参加しなければ、と思い続けていたものなので、今年は応募がはじまった4月(だったかな?)に申し込むという暴挙に出た。そして半年の間、無理やりスケジュールを死守して、どうにか参加にこぎ着けた。
予想通り、プログラムもコンテンツもキャストも、素晴らしいツアーだった。露天掘り石灰石鉱山体験も、ロータリーキルン体験も、宇部興産専用道路と専用橋の体験も、満足度はかなり高い。結果的にメインターゲットになっているのは地元の高齢者であり、そのための組み立てになっているので、もっと鉱山や工場を味わいたい!という気持ちがないわけでもないが。主催者側から詳細なお話を伺うこともできたので、十分すぎるほどの収穫を得た。その話の詳細も、忘れないうちにまとめておかないとな。
明後日(25日)の「第5章 美祢の石灰石と宇部」は、僕が参加したコース以上に、とんでもなくすごい体験ができるらしいよ。露天掘りの底に行ったり、セメント工場のタワーに登ったりと。僕も行きたいのだが、どうしても行けないんだよなあ。誰か代わりに行ってきてほしいな。