はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

遺構的IC


前から気になってた首都高の新富町IC。このあたりの首都高は、掘割の運河が道路に転用されているが、ここは川の交差点が出入口となっている。というか、首都高10号線が接続するジャンクションになるはずだった。というか、とっくに都市計画決定済みだし、その先のボックスカルバートはすでに整備済みである。どんだけ放置プレイを味わっているのだろうか、このICは。
そんなややこしい状態を反映してか、やたらと立体的で窮屈な線形になっていたり、仮ランプが草を生やした状態で残っていたり、一般道に接続するまでの延長がものすごく長かったり、首都高本線のこの場所にはつい最近までトイレが設置されていたり、ICの直上に三つ叉の橋が架けられていたり、いろいろとおかしなことになっている。
なんでもっと早く見に来なかったんだろうか、これほどのステキ物件を。東京オリンピックの開催で計画が復活して、すでに整備された10号線の豊洲周辺と接続したりするのかしら。楽しみだね。