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はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

改装市場で気分転換

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自分は仕事柄、写真は記録のための重要なアイテムなので、たくさん撮る方だと思う。その大量の写真の管理方法は、フィルムの頃とデジタルの現在とは大きく異なる。かつては、被写体の種別やテーマごとに、厳選した写真を焼き増しして、実際のアルバムの形で管理していた。現在は、日付と地名を名称とするフォルダに、撮影した画像データをそのまま乱暴に放り込むだけである。これらをAdobeのLightroomに通すことで、もとの膨大なデータ容量から解放されつつ、全画像をいつでもプレビューできる状況にしている。本当に楽になったね。

このところ、「数年前の今日はなにをしていたのかな」と、写真アーカイブを見直すことがある。これが、とてもよい気分転換になるのだ。緊張が連続する状況にあった数日前にも、ちょっとした休憩時間にすぐモチベーションを立て直す必要があったので、これを試した。「3年前の今日」はたまたまフィレンツェに行っていた日だったので、すごく楽しい気分を思い出して速やかにリフレッシュできたよ。

 少々前置きが長くなってしまったが、上の写真は気分転換時に思い出すことができたフィレンツェ中央市場「Mercato Centrale」の内部。かっこいい三弦トラスによって2階のフロアーが追加されているほか、屋根の弦材がさり気なく補強されていることがわかる。1872年につくられたオリジナルの部材は赤、補強材はグレーで塗り分けられているように思うのだが、少し検索しただけでは詳細がわからなかった。オリジナルへのリスペクトが感じられるよね。

ちなみに、市場2階は今年の春にリニューアルオープンしたとのことである。その写真を見る限り、三弦トラスが認識しにくくなっているようだね。そりゃ構造の展示より経済が優先されるのは当然だよなあ。