はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

日本のオランダ

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今年の大型連休は、秋田に滞在した。かつて自分が設計に関わっていた橋梁や道路を巡るとともに、この地に根を生やした大学の同期に会うためだ。各所で素晴らしい体験ができたので、すっかり秋田ファンになってしまった。

その際、いつか訪れたいなあと思っていた八郎潟にも行ってきた。広大な海抜ゼロメートルの干拓地の風景は、思っていた以上にオランダの風景にそっくりだった。双方の違いと言えば、育てている作物が異なること、水面に船がないこと、遠景に美しい山々が見られることくらいだ。あ、こうやって書いてしまうと、結構違うという気になってくるな。まああくまでも個人の印象ってことでご勘弁ください。

かつて一年間住んだオランダよりも、秋田の方が気軽に行くことができるので、これからは八郎潟で懐かしさを味わうことにしようかな。