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はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

時の経過

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今年3月の訪問以来、再び福島県双葉郡富岡町を訪問した。ここは長い間、警戒区域や帰宅困難区域になっていたこのエリアだ。地震と津波で被災した当時のままの箇所もまだまだ多いが、半年前と比べてがれきの片付けが進んだ箇所もあった。そして黒い除染袋の量は、さらに増えていた。

ここの中学校は、建物は健全な状態が保たれているように見えるが、校庭はすっかり荒れ地のようになっている。まるで「時間」の流れ方に粗密があるような眺めだ。実際に、被災者、行政関係者、作業者、来訪者など、様々な立場によって時間の流れ方は大きく異なっているんだろうな。

僕らの日常生活は淡々と流れているし、社会は常に激しく変化しているし、日本全国いつでも高い災害リスクがあるし、復興は終わることなく続いている。個人ができることは限られるけど、少なくとも「意識」を持ち続けることは大切だなとあらためて感じた。もちろん、その意識は高くなくても全然いいと思うよ。まずは、ふらりと現地を訪問して、リアルな景観を肌身で感じることがいいんじゃないかな。