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はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

再生煙突

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ロンドンを訪れている大山顕さんのツイートにより、驚愕の情報がもたらされた。長い間放置されていた有名な都市内廃墟物件の「バタシー発電所」の4本煙突のうち3本がなくなっているというのだ。ちなみに上の写真は、2011年の放置状態の様子。

バタシー発電所は、2本の煙突で1930年代に操業を開始し、その後の拡張で2本が追加され、1982年に閉鎖されたという。その後は、再開発計画が立ち上がっては頓挫する事態が何度も繰り返され、最近まで跡地利用が決まらずに放置されていた。それが、かつてイギリスも植民地としていたマレーシアの資本が当該敷地を買い取ったことで、跡地の再開発が2012年にようやく本格的に動き始めた。どうやらフランク・ゲーリーとノーマン・フォスターが手がけて、住宅、オフィス、公園、ショップなどが入る複合施設として生まれ変わるらしい。

Battersea Project Land Company Limited:オフィシャルサイト

このトップページのイメージにもランドマークである4本煙突がしっかり描かれているので、取り壊しとは何事か?!と思ったわけだが、煙突の項の内容を見てみると、腐蝕がひどくて安全を維持できないために、オリジナルと同じ技術と材料によってつくり替えるという。それらは来年に完成するようだ。

The Chimnys > CHIMNY UPDATE

こうした情報を仕入れていくと、煙突が失われている特別な状態を目撃した大山さんの運の強さがうらやましく思える。まあ、北西煙突に設置されるというガラス展望台ができてから訪問することを目指そうかね。