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はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

私的ドボク大賞2016

メモ

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さあ今年は早くも大晦日。今年も個人的な歳末恒例行事『私的ドボク大賞』を催行しよう。これは、僕がその年に体験したドボク的ネタを振り返り、僕が最も感激したものを選定し、僕が心の中で表彰するという、完全な自作自演で誰も共感できないアワードである。

2014年からノミネート作品をツイッターを用いてピックアップし、そこから最終候補作品を絞り込む方法を採用している。それらを早速見てみよう。

これら17のノミネート作品を精査した結果、以下の3つの作品が最終候補として選出された。

 

1:土木展|これまでの土木系展示会のスタイルから大きく逸脱した展覧会。個人的には企画、展示作品、物販、トークイベントなど多岐にわたって関わらせていただいたことで、たいへん勉強になった。賛否両論いただいたが、自他共に歩を進めることができたと捉えている]


2:アルプスのハイキングコースTrutg dil Flem|アルプスに抱かれた山岳リゾートの街・フリムスにつくられた、美しい沢沿いを歩くハイキングコース。ヨルグ・コンツェットが考え抜いてデザインした7つの歩道橋が架けられている。インドア派の僕でもアウトドアの魅力の一端が理解できた] 


3:阪神高速のジャンクション群|出張帰りにふらりと立ち寄った都市内のジャンクション群。重層化した都市土木の難しさを体感できる。これまでも部分的には見ていたものの、まとめて一気に鑑賞するとそのすごさがよくわかる。ついでに、パソコンを持ちながら革靴で巡るものではないこともよくわかった]


さてさて、以上の3つの最終候補から投票しよう。もちろん投票権は自分しか持っていないんだけどね。

 

よしっ!!今年の私的ドボク大賞は、[2:アルプスのハイキングコースTrutg dil Flem]に決定だっ!!

 

ハイキングの翌日に、コースを監修して橋を設計したコンツェットご本人から、いろんなお話を伺うことができたってことは大きい。本当にやさしくて真摯な方だったし。高密度で巡った夏のアルプスツアーを代表するノミネート作品だけに、最終投票の際には議論が紛糾することなく素直に決定した。ツイートのまとめからも、旅行コンテンツのみっちり感を思い出すことができる。

 

今年はそもそも出張が少なかったことや、写真が公開できない現場への取材などがエントリーできなかったことなどにより、高水準のノミネート作品数がこれまでよりも少なかった。このため、大賞候補を大胆に絞り込むことができた。昨年もそうだったけど、基本的にインプットからアウトプットにじわじわシフトしていると考えられる。「土木展」がエントリーされたのはその証左だろう。そうは言っても、インプットがなければ回っていかないことはよくわかっているつもりなので、来年も積極的にいろんなものを見て回ろうと思う。

 

そんなわけで、このブログをご覧くださった多くの方々、まことにありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。