はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

魅惑の水戸

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先週末は用務があって水戸に出張してきた。僕が住む千葉からは微妙に近くて遠いので、行く機会がありそうでほとんどなかったし、イメージもありそうでほとんどなかった街だ。このため、駅前に降り立ったときには衝撃を受けた。なんでかって言うと、地形の変化の豊かさに。

まずは、駅前のペデストリアンデッキがフラットではないことに驚いた。北側に向かって結構な高さを登るのだ。さらにそこから見える地形も変化に富んでいる。デッキの先はコンクリートの妙なフレームが残された廃墟感が漂う空地になっていて、高低差が露出している。ここにはかつて商業施設のLIVIN水戸店があったが、5年ほど前に取り壊されてこの状況になったとのこと。

こんな風景を見せられたのに、屋内で真面目に仕事をしていたら、やはりストレスを感じてしまうよね。夕方に2時間弱の空き時間が生まれたので、速攻でまち歩きに繰り出した。そうすると、たいへん面白い土地であることがじわじわ感じられて、これはあらためて散策する必要があるなあと思った。出張後に少し調べてみると、ブラタモリにも取り上げられていたようだ。いやあ、ぬかっていた。

もうひとつわかったことがある。それは、慣れない革靴とスーツで調子に乗って街を徘徊することは、たいへん危険だってこと。翌日は足の痛みがひどく、業務に支障が出かかってしまった。