はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

球の理由

この球形タンクは、いかついタワーたちに囲まれていることで、かわいらしさがいっそう引き立っている。ついつい手を伸ばして、なでたくなるほどだ。 球形のタンクでは、内部の圧力を高めてガスを液化し、貯蔵しているのだそうな。その圧力を最も効率よく受け…

錆の塊

先日の「京浜コンビナート鑑賞クルーズ」で見かけた、すてきなプラント。全面が錆びている巨大なドーム状構造物の迫力と、それを取り囲む点検足場の繊細さのコントラストがたまらない。 この工場クルーズでは、多種多様なプラント群を遮蔽物なしに近い距離か…

すてきな高架橋

首都高中央環状線は、平行する荒川と中川の間にある堤防の上を通っている。これまでは橋面を走行することしかなかったのだけど、最近になって、堤防の上を散策しながら、下からじっくり眺める機会を得た。 塗装が傷んでいる箇所が部分的にあったが、とても丁…

わかる形

橋梁の構造形式の中でも、アーチ形式が好きな人はかなり多い気がする。たぶん、アーチは“直感的に理解できる形”なんだと思う。重力のある環境の中で生活してきた経験を無意識的に動員して、力の流れをなんとなく了解できるのだと思う。 内部空間を生み出す建…

坂の上の高層アパート

坂の多い街、釜山に来ている。結構な急斜面に、びっしりと建築物が貼り付いている。低層住宅だけでなく、高層アパートもかなりのボリュームで群生している。異様な景観が形成されていて、移動中にちょいと眺めるだけでもわくわくする。 ところが、軟禁状態に…

川の交点

荒川放水路と中川が接続されている中川水門。かつしかハープ橋のすぐそばにある。先日見たときには、荒川放水路と中川の水位差のためか、結構な勢いで水が動いていた。 中川水門は首都高中央環状線の桁下空間に、まるでコーディネートしたかのようにスポッと…

夕暮れの鉄塔

荒川の河口付近の送電鉄塔。下部はほのかに明るい夕暮れの空を背景に、トラスが描く繊細なシルエットが浮かび上がっている。左右に堂々と広げた腕金は、街の明かりを受けて少し明るくなって、これまた夜空に浮かび上がっている。 昨日の夕方は、バランスの良…

秋の工場クルーズ

10月25日(土)と11月1日(土)に、川崎の工場群を船から鑑賞する「京浜コンビナート鑑賞クルーズ」が行われる。なんと、ツアーガイドは『工場萌え』の石井哲さんと大山顕さん。あのコンテンツであのトーク、面白くないわけがない。晴れるといいな。 ■料金:…

かっこいい見学

昨今、大人の社会科見学が各方面で流行っている。とても素晴らしいことだと思う。知的好奇心を満たそうというこの動きには、社会が成長ではなく成熟に向かっていることが現れているんじゃないかな。それと、日本は平和だということも。 そんな中、NHKエン…

ロジスティック・スケープ

昨年くらいから船に乗せていただく機会が増えてきて、すっかり港湾の魅力に目覚めてきた。 たとえば、船から眺める製鉄所や石油化学工場はもちろん素晴らしいのだけど、高度に効率化された物流の眺めってのにも味わいというか面白さを感じるようになってきた…

都内の大平原

中防見学ツアーに参加させていただいた。中防とは中央防波堤埋立処分場のこと。早い話が、東京湾にあるゴミによる埋立地を見学してきたわけだ。 これが、予想以上に面白かった。充実した見学内容や聞き応えのあるガイドトークなどへの満足度も高いけれど、目…