はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

本日の高炉

このところ、月1くらいのペースで蘇我に行っている。役目を終えて解体されゆくJFEスチール東日本製鉄所千葉地区の第5高炉を見るために。様子が刻々と変化していくのかと思っていたのだが、ありがたいことにこの頃とあまり変わっていない。手前の土地がきれ…

折れたクレーン

昨年の秋、お台場の岸壁にちょっと変わったクレーン船が係留されているのを見かけた。やたらとごついL字型の部材が、奇妙なバランスで乗せられた船だ。どうやら、羽田空港D滑走路に使われている鋼製ジャケットを据え付ける、低空頭型のフローティングクレー…

門をくぐる

ちゃんとした門をくぐるときには緊張や高揚を感じることがあるけど、船に乗って水門をくぐる体験は格別だよ。 巨大な鉄の平面は、その圧倒的な質量で通る者を静かに威嚇してくる。非常時にはギロチンのように水路を遮断し、とんでもない水圧に耐えて街を守っ…

アーケード

川崎にて。パイプラインのアーケードって、かなり珍しいんじゃないかな。日よけにはちょうどいいね。

夏の空

日曜日の夕方、横浜に行ってきた。空の色とコンビナートの明かりが、とてもいい感じだった。しばらくぼんやりと眺めていたのだが、急に大粒の雨が降ってきたのでそそくさと退散した。夏だね。

水上からの視線

東京の下町をゆく水上クルージング「LIFE ON BOARD」に参加させていただいた。常盤橋防災船着場からスタートし、日本橋川と亀島川を下り、隅田川と神田川を上り、和泉橋防災船着場に至るというコース。 とにかく面白かった。とてもいい体験をさせていただい…

橋を吊る橋

首都高速道路6号線と7号線が結ばれる両国ジャンクション。ここにかなりアクロバティックな構造を持つ橋がある。ちょっと見ただけではわかりにくいけど、なんと、上の7号線の桁が下の6号線の桁を吊っているのだ。 これをはじめて見たときは、あまりの大胆…

ドボクムービー

ドボク情操教育プログラムの代表作、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破を見に行った。次々と波のように現れるドボク構造物に、すっかりやられてしまった。モノレールのポイント、高速道路料金所、露天掘りの採掘場、ダム、水門、団地、プラント。これらはいいシ…

夜の顔

日が落ちて、明かりが灯る。 そうすると、それまでとは全く違う表情を見せはじめる。 なんか、妙に艶っぽいんだよね。

ドデカトラス

ゆりかもめの有明駅から見た東京港臨海大橋。いま、お台場で最も旬なのは、ガンダムよりもこっちだよね。こうやって手前の風景と対比してみると、そのばかでかさがよく伝わってくる。千葉の富津でも同じものをつくってるけど、それとはまた違う迫力がある。…

リアルスケール

ゆりかもめに乗っていたら、ウワサのガンダムを見かけた。全長18mの等身大だ。遠目に見ただけだからかもしれないが、思っていたほど大きくない印象だった。それより、すぐ近くにある東京港トンネルの換気塔の巨大さが引き立っていたよ。

タワーマスター

名古屋テレビ塔、さっぽろテレビ塔、大阪通天閣、博多ポートタワー、東京タワー。これらの塔は、すべて同じ人物が設計した。内藤多仲という建築家だ。すごいよねぇ、日本の塔のゴッドファーザーだ。ちなみに個人的には、これらの塔のプロポーションやバラン…