2013-01-01から1年間の記事一覧
なにこのビル、やたら魅力的なんですが。面の構成やら、突き出した梁やら、室外機やら、パイプやら、質感やら。いったい用途はなんだろうかねえ。いろいろ気になるねえ。
「日本一美しいダム」と言われている、大分県竹田市にある白水堰堤。その白いレースのような落水表情には、ため息をつきながらついつい魅入ってしまう。結構な山の中にあり、大分市からも熊本市からも車で2時間以上かかる。なんでこんな人目につきにくい辺鄙…
熊本県天草諸島の最南端、フェリーで対岸に渡ればもう鹿児島県という行き止まり的な場所に架かる「牛深ハイヤ大橋」。個人的には1997年に完成したときからずっと実物を見てみたかった憧れの橋。熊本市から3時間はかかるという立地なので、なかなか手を出せず…
熊本の球磨川に発電用ダムとして1955年(昭和30年)につくられた荒瀬ダムは、戦後の復興期を中心に活躍した。発電方法の多様化に伴う役割の相対的な後退、老朽化に伴う維持管理費の増大、水質汚染など環境に与えてきた負の影響などを理由に、水利権の失効を…
丘陵地なんかで宅地開発が行われると、その土地が本来持っていた保水力が著しく低下して、下流域に甚大な溢水被害を引き起こす恐れがある。このため、一時的に雨水を貯留する「調整池」と呼ばれるプールがセットでつくられることが多い。どちらかと言えば、…
分厚い雲の切れ目から夕日が射し、広島空港の進入灯橋梁をこれでもかというくらい浮かび上げた。僕の視界はその激しい赤によって埋められ、自分が搭乗する飛行機の出発時刻も忘れて立ち尽くした。 空港進入灯橋梁とは、滑走路に航空機を誘導するためのライト…
南房総市に建設された農道「安房グリーンライン」の最南部、安房白浜トンネルの北側坑口付近にある切土法面がすごい。約200万年前の巨大地震の痕跡である「海底地すべり地層」を生鑑賞することができるのだ。 海底で起こった大規模地すべりによる地層の崩壊…
年末から風邪を引いてしまい、数日間すっかり寝込んでいたために、体がこわばってとてもつらい状況になっていた。これをなんとかしようと、1泊2日で東京湾ぐるり一周「大地の断面」新春ツアーを敢行した。千葉の自宅を起点に、房総の採砂場や採石場をいくつ…
正月早々、またマツダがやってくれた。アテンザの新しいTVCMのロケ地になっているフランスの「ミヨー橋(Millau Viaduct, 2004)」がかっこよすぎるのだ。 前作のコントラダムでもそうだったけど、クルマを引き立てるためにドボク的ロケ地を選定したというよ…