はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

公共の感覚

1999年のコペンハーゲンの街並み。
よく見ると、空中に道路用の照明灯が浮かんでいるのがわかる。細いケーブルを沿道の建物に直接アンカーして、灯具を吊り下げているのだ。
いままでの日本人の感覚だと、自分の建物に公共の施設を取り付けるだなんて、なかなか成立しないだろうね。いくら景観が良くなると言っても。総論賛成、各論反対ってやつだ。
そもそも、彼らの公共感覚は、日本人とは大きく違うようだ。