はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

リアル・ダンジョン

地下は迷いやすい。

その理由はいくつか考えられるが、“迷い”の種になる“戸惑い”が生じやすいポイントがある。
それは、分岐と昇降。
直角や1階層のような明快さがない場合、さらに戸惑いは大きくなる。

これが同時に出てくる場面は、なかなかの迫力だ。ゲームのダンジョンに入りこんだ気分になる。
たまには案内サイン、構内地図、周辺地図などの位置情報に依存せず、大都会の地下歩行者ネットワークをさまよい歩いてみてはいかがだろうか。
分岐や昇降がたくさんあって、お手軽にゲームのドキドキ感を実体験することができるよ。