はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

『高架下建築鑑賞散歩』のお知らせ


「住宅都市整理公団」別棟:2012年11月10日(土)14:00から『高架下建築鑑賞散歩』やるよ

というわけで、大山さんの街歩きイベントをお手伝いさせていただきます。僕は解説者的役割を期待されているのかもしれないけど、参加者のみなさまと一緒になって興奮するつもりです。だって、土木と建築のナチュラルな融合、あるいは、お互いの存在を無視し合う態度が見られるんだよ。過剰に高密度な都市におけるインフラのありようとリアルな実生活とのせめぎ合いも、とてもおいしい見どころだし。
ちょっとでも気になるようなら、ぜひ参加をご検討ください。見どころ満載の、本当に楽しいイベントになると思いますよ。

■NHK文化センター主催『高架下建築鑑賞散歩』
■2012年11月10日(土)14:00〜17:00 (予定)
■受講料 会員:3,150円  一般:3,675円
■13時50分 JR浅草橋駅東口改札集合
■コースは、浅草橋→秋葉原→神田→有楽町(予定)。徒歩です。
■小雨決行
(中止の場合は、前日16時頃までにご連絡します。その場合、振替日は11月17日(土)を予定。※振替日にご参加できない場合でも返金はできませんので、あらかじめご了承下さい)
■詳細・参加申し込みはこちら

大山さんも述べているけど、高架下建築はここ数年で結構更新されている。僕が高架下建築の面白さを自覚して、ちゃんと見て歩いたのがわずか6年くらい前のことなんだけど、そのときにあったものが今はなかったりする。
上の写真の倉庫もすっかり模様替えしてしまった。この写真の日付は2006年10月であるが、その1年くらい後に歩いたときにはもうなかった。鉄道高架は耐震補強工事が順次行われているので、その際に退去かリニューアルしてしまうのだろうね。だからこそ、今しか見られないものもいっぱいあるはずだよ。

自分の参考になるかなと思って、過去の高架下建築のエントリをピックアップしてみた。意外とたくさんあってびっくり。よっぽど好きなんだな、自分。
風水的見地下町のモンドリアンリノベーションというけれど高架下建築写真集可視化した網目飲み込まれた橋自然なおさまり土木の呪縛偽装表記アーチ裏アート土木と建築の融合住む橋拡大コピー

それと、当然のことながら、予習はこれでお願いしますね。

高架下建築

高架下建築

おっと、こんな本も出版されているじゃないか。読んでおこう。

「ガード下」の誕生――鉄道と都市の近代史(祥伝社新書273)

「ガード下」の誕生――鉄道と都市の近代史(祥伝社新書273)

また、どうしても所有したいんだというわがままさんには、これですかね。

TOMIX Nゲージ 4104 複線高架橋脚ガード下建物セットB

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