2007-07-07 つくり方が決める形 電力 形態 “日本最古のコンクリート電柱”が函館にある。 つくられたのは大正12年(1923年)。いまでも現役である。 その断面は、なんと正方形。 なるほど、当時は電柱も場所打ちだったんだね。 型枠は板だから平面になったんだね。 現在のコンクリート電柱の断面は、ドーナツ状である。 ヒュームさんが開発した、いわゆる“ヒューム管”だ。 コンクリートを筒状の型枠に流し込んでグルグル回す。 その際に生じる遠心力で締め固める。 見慣れた電柱の形にも、意味があることを思い出した。