はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

シュールなプレゼン


工場見学や現場見学では、まず始めに全体の概要を周知するブリーフィングが行われることが一般的だ。今回見学させていただいた大橋ジャンクションでも、当然行われた。
それが驚いたことに、すでに躯体が構築されているループの内部空間で行われたのだ。6%の急勾配に簡易的な椅子が用意され、コンクリートの壁体をスクリーンに見立ててブリーフィングがなされた。のっけから、そのシュールな状況にすっかりやられた。エンタテインメントとして、完成度の高いプレゼンテーションだったと思う。
その後も様々な現場を巡りながら、つくり手の熱気がリアルに伝わってくる面白くて素晴らしい解説をしていただいた。見学会が終わってみると、すっかり首都高速道路株式会社のファンになっていた。