3週間ほど前、千葉市街地でも集中豪雨があって、道路が冠水したりした。そんな浸水被害を抑制するために貯水トンネルがつくられていることを、つい最近になって知った。市政だよりもたまには読んでみるものだね。
本日、下水道フェアというすてきな名前のイベントが行われ、ラッキーなことに抽選に当たって、完成間近のトンネルを見学させていただく機会を得た。
雨水を東京湾に流すためのポンプ場にある立坑からエレベーターで約30m降り、シールドトンネルの内部へ。いやホント、すごくかっこいい空間だよ、中央雨水貯留幹線。曲線部は鋼製セグメント、直線部はコンクリート製セグメントで構成されているので、1度で2つの空間を堪能できた。完成すると入れなくなってしまうなんて、もったいない。
ともあれ、このような土木施設によるシステムがあってこそ成り立つ現代都市。知らない間に生活が守られていることを実感できた一日になった。ちなみに、千葉市下水道局のキャラクターはカワウソの親子。少し微妙と思っていたけど、ぬいぐるみが欲しくなってきた。