はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

信じがたい調和


たまには普通の観光情報を。
イタリアのリグーリア海岸にあるリオマッジョーレという村は、色とりどりの家が急斜面にびっしり貼り付いる。その混沌は不思議な調和を生み出し、現実感がない風景の中に身を投じることが出来る。
この村の路地は、車はもちろん自転車も入ることはできない。細く入り組んだ階段の迷宮であり、こんなところ通っていいの?という路地ばかり。街歩きが楽しくてしょうがない。僕が行ったときは夕暮れ時だったので、炎天下での陰影や色彩も見てみたいね。
街のレストランではチュッピンという魚介のトマト鍋を食べた。ちょっと濃いめの味だったけど、たっぷりスープを染みこませたパンは絶品。ボリューミーだったけど、あっさり完食。
旅のポイントは、絶景とおいしい食べ物と人との出会いだね。