はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

デザイナーズ停留所


ドイツのヴァイル・アム・ラインにある建築家テーマパーク「ヴィトラ社工場」は、バス停までもがかっこいい。いかにもミニマルな形態や、金属とガラスの質感がたまらない。椅子はちゃんとイームズのワイヤーシェルチェアだし。このシェルターのために、わざわざ擁壁をつくって歩道面を拡張しているのもすてき。
デザイナーズ家具をつくりまくっているデザイナーズ工場では、敷地外のバス停までオリジナルのデザイナーズシェルターにしちゃうわけだ。バス会社や自治体がこうした企画を受け入れて、良好な形で実現できる環境が素晴らしいね。もちろん個々の要素のクオリティが高いから許されているのだろうが。