愛媛の別子銅山に行こうと地図を眺めていたら、くるりと円を描くすてきな道がたまたま目に入った。鹿森ダムの上下流の高低差を解消するためのループ橋だ。これは見に行かなければと、迷うことなく立ち寄った。
同様のロケーションは、小樽の朝里ダムや秩父の滝沢ダムが思い浮かぶが、こちらの方がずっとコンパクトにまとまっている。ループ橋とダム堤体が同じ構図に入る贅沢な眺めを堪能できるよ。
橋名板を見てみると、たった４年前に完成した新しい橋のようだね。ちなみに鹿森ダムは1962（昭和37）年に完成しているので、もう50歳を越えているんだね。上からも下からも、橋もダムも、今も昔も、「ザ・土木」な眺めをたっぷり楽しめるよ。本当に贅沢だなあ。
