アムステルダムの北側にあるザーンダム駅前は、いろいろアレすぎて、どうすればいいのかわからなくなる。近くにあるザーンセスカンスという歴史的地区の装飾を踏襲しているようなのだが、どうしても正視できずに、どんどん心がささくれ立っていくのを感じた。
上の写真のInntel Hotels Amsterdam Zaandamの視覚的なインパクトは絶大なんだけど、それ以上に駅舎に隣接する市庁舎でも同様のテイストが繰り返されていることに驚きを禁じ得ない。我が町はこれで行くぞ!という気概に満ちあふれているのだ。
ダッチデザインあるいはダッチジョークの閾値って、よくわからなくなることがままある。刺激が強すぎて、感覚が麻痺してしまうんだよね。これはその代表的かつ行き過ぎた事例と言えよう。(類例:ひねり技、毒虫の部屋、キューブハウス、北海のバンジータワーなど)