はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

海運の終着点

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船は今も昔も長距離大量大型輸送の主役だ。時間と気象の要素を除けば、最も効率がいい輸送手段だもんね。だから海上輸送の要となる港湾には、地域産業の物資が集積しているので、その地域の特性を体感することができる。でも、おいそれと立ち入れるわけではないので、港をめぐるクルーズ船に乗って眺めるのが一番いいね。

このブログでも何度も取り上げている気がするけど、港クルーズは非日常感やスーパースケール感に浸れる視覚的コンテンツが極めて充実している。個人的に大好物なのは、クレーン関係。船での長旅を経た後に、いよいよ上陸を果たすってときに活躍する巨大装置。積荷の特性によってその形態が全く異なるアンローダーというクレーンたちは、たいていかっこいいんだよな。