はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

水門探訪

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今年の夏、オランダのデルタワークス関連の構造物で、個人的に最後の大物であるハーリングフリート水門(Haringvlietdam)をようやく目撃した。5年ほど前に訪問したときには冬期間だったためか、施設が閉鎖されていて断念したんだよね。今年訪問したとき、その施設自体が改修工事中だったため、あらためて絶望感に襲われた。しかし、下調べをしておいた結果、近くの浜から見えることを確認していたので、遠くからなんとかその姿を見ることができた。

17連ものラジアルゲートは、おそらく水平方向の油圧シリンダーを有しているため天端上部に突起物がなく極めてスッキリしており、コンクリートのピアの造形もえらくかっこいい。もっと近くで見たいけど、施設の整備が完了してから出直そうかね。それとも、自転車を借りてサイクリングするのもいいかもなあ。