10年前の今日は、解体へまっしぐらだった蘇我のJFEスチール第5高炉を撮っていた。懐かしいなあ。もう、すっかり跡形もなくなってしまったね。
当時、これを残したいという声は散発的に上がっていたものの、実現にはほど遠い空気だったことを憶えている。今だったらどうだろうか。保存や活用に前向きな取り組みが行われるだろうか。あの時とそれほど変わっていないのだろうか。
あらためて写真を眺めても、これほど可能性を感じるお宝なんて、そうそうないと思うなあ。本当にかっこいい。こんなお宝をあっさり手放してしまうなんて、やっぱり千葉っぽいよなあ。