昨年の晩夏、いくつかの偶然が重なったことで、しまなみ海道の多々羅大橋を見に行くことができた。1999年の供用開始から、いつか行かねばならないとずっと思いつづけていた、あこがれの斜張橋。僕の中では世界一かっこいいのではと、密かに思っていた。
やはり実際に眺めると、スケール、フォルム、構造、立地など、どこに着目しても満足度が高い。とは言え、一番なんて決めるものでもないよなあという気分にもなった。それぞれの斜張橋も、それぞれの魅力があるわけで。そのことを確認するために、これまで見てきた素晴らしい斜張橋を振り返ってみた。
すると、やはり多々羅大橋のレベルって、ものすごく高いんだなあと、あらためて認識した。同時に、デュッセルドルフのクニー橋に関する記載が本ブログにないことを認識した。これはいかん。