
高架橋の橋脚の表面に、チョークで不思議な模様が描かれている。そこには、細かく数字が添えられている。宝のありかを示す謎めいた地図のようにも見えるが、もちろんそんなことはない。
これは、コンクリート表面の点検を行って発見された微細なひび割れと、その幅と長さをマーキングしたもの。つまり、普段は見えないクラックを可視化したものだ。直ちに悪影響が生じるものではないと思うが、場合によっては動いたり水が染みこんだりして構造物に悪さをすることもあるので、このような調査を行うことはとても重要なのだ。
このような図像を見つけたら、維持管理をしてくださっている方々への敬意を込めつつ、表層に浮かび上がる不思議な地図をじっくり愛でようね。