はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

少し前の釜山郊外

30年前の今日は、忌々しい地下鉄サリン事件が起こった日。その時の僕は、就職先の札幌で暮らす準備をしていたのだろうが、具体的になにをしていたのかは憶えていない。

仕方ないので20年前の今日は、僕は何をやっていたのかなと写真フォルダを遡ってみると、釜山の鉄道高架化事業の現地調査に行っていたことがわかった。当時、この路線の近傍は再開発ラッシュだったようで、あちこちで高層アパートが建設されており、そのボリュームとスピードに驚いたことを憶えている。

上の写真もその一例。現在のストリートビューを見てみると、韓国らしい見事な団地ビューになっている。新しい鉄道橋が高い位置に架けられていることが確認できるとともに、この写真にある旧橋は歩道橋として再整備されているようだ。インフラの残し方として、とても良いね。

ふと思いついたときに机上で簡単に都市の変遷を追えるのは、写真をデジタルで撮っていたこと、そのデータを一箇所に保存していること、それらを閲覧できる管理アプリがあることが肝要。これがアナログだとそれなりに手間がかかるので、その気にならないかも知れない。自分の記憶はどんどんあてにならなくなるので、これからも記録としての写真を撮り続けるようにしないとね。

なお、この写真を撮った道路橋の様子を確認すると、拡幅に伴って構造的な機能は全くないであろう斜張橋風タワーおよびケーブルが側面に付加されており、のけぞった。橋脚はたくさんあるのに。釜山を再訪する機会があれば、見に行きたいな。