
そろそろ崩れてきそうなデスクまわりを整理するために、お盆休みで誰もいない職場に来ている。そのためには、収納先である書棚にスペースを生み出さなければならない。そのためには、いまは必要ないであろう書籍類を捨てなければならない。ということで、朝から本の目次やあとがきを読みまくっている。
そんな中で、僕が大学受験の時期に使っていたような気がする「平面構成」のための参考書のようなものが出てきた。出版は昭和61年となっている。そして、大掃除のあるあるに見事に引っかかり、のんびり眺めてしまった。そして、グラフィックデザインなどに不可欠な「構成」の感覚をまち歩きの延長線上で培えないだろうかという、以前からモヤモヤ考えていることに接続してしまった。
ということで、以下は思いつきで生々しい暫定のメモ。
・日常の風景から、点・線・面といった基本的なエレメントを抽出する
・たとえば、路面の表示、舗装の修復痕、各種壁面、ビルの外階段、頭上の電線など
・基本的なエレメントの「構成/コンポジション」を意識しながら、写真で切り取る
・後からトリミングすることを前提として、少し広めに撮っておくといいだろう
・ボケは不要なので、できるだけ絞って撮っておくといいだろう
・キュビズムなどを見習って、まずは遠近法的な見方を拒否しよう
・構成で意識したい事項は、ありすぎるほどいろいろある
・たとえば、間隔、規則、連続、方向、面積、サイズ、密度、リズム、変化、対比、重複、交差、分断、……、ここら辺はいずれ整理したい
・もちろん色彩も考えたいが、それは次のステップかもしれない
・現実の具体的な風景から、いかにして抽象的な構成を抽出するかが面白そう
・まあ考えてみると、そもそも「写真」って構成力が必要だよな
ふと気づくと、1時間以上経過しているではないか。急いで書棚の片付けに戻ろう。
【追記 8/14】
暫定的に「路上のコンポジション」として、日が暮れて涼しくなってから近所をうろうろして写真を撮った。やはりネーミングによって意味を付与することで、これまでぼんやりしていたものが明確に見えるようになるな。わずかな時間だったが、はかどった。