はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

空から見る海上道路

9月のオランダ旅行は、香港経由便で行ってきた。なぜかというと、直行便の約半額だったからに他ならない。昨今の航空券が高額な理由は、止まらない円安、世界的なインフレ、燃料費の高騰、コロナ後の需要回復、人手不足などだろう。その上、戦争に伴いロシア上空を飛ぶことができないために、欧州便は余計な時間もかかってしまう。今回は直行便の快適さをあきらめて、香港国際空港で美味しい麺でもいただこうという判断は、まあデフォルトのようなもんだった。

しかしそんなプランも、往路ではあえなく失敗した。成田からの出発が遅れたことで、次の便がギリギリになってしまったためだ。まあ余裕を見ていたことは結果的に大正解だったので、よしとしよう。それに比べて、復路は順調だった。早朝に香港に到着して昼前に出発する間、ずいぶんのんびりできた。今後もトランジットせざるを得ない場合は、この作戦でいこうかね。その前に、年齢から来る体力の限界で長距離の旅行自体あきらめざるを得ないかもしれないけれど。

香港に着陸する前の機外の風景が、これまた楽しかった。昨年末というか今年の元日に走行したマカオと香港を結ぶ「港珠澳大橋」の全貌を、朝焼けとともにしっかり拝むことができたのだ。上の写真の中央のラインのことね。あらためて「港珠澳大橋」の呆れるほどの延長とともに、「グレーターベイエリア(粤港澳大湾区)」開発の呆れるほどのスケールを目の当たりにした。直近の走行体験と重ね合わせて、理解を深めることができたのがうれしい。とにかくまあ、中国っていろんな意味ですごいよね。